動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その35

ホテル近くに着くと、とっても軽〜い感じの短パンとビーサンの彼女がやって来た。
その溢れるリラックス感が私の強張り感を柔らかくしてくれた。
旅道中、ピリピリした神経はこういうときに緩〜く、一気に解きほぐすんだなぁと、
その変わり身に感心するばかり。
会った途端、たまたま、そこにあったチケット屋で彼女は、
目当てのチケットの表示を見て躊躇なく、
明日行く、ドンデッド行きのチケット(バス&フェリー付き)、65000Kip、1枚を購入。
ペラペラの書式の紙片に、値段、行き先、時間、サインをして一丁あがり。
ナントまぁ、お手軽、大丈夫?この料金の分配はどうなんの?
バス会社に船会社、ここの代理業者、さらに、よそとブッキングしないの?と、
ダフ屋的雰囲気の兄ちゃんに大丈夫なんかいなと思いながらも、
『私は、ここで、あと一泊して、ウボンラチャターニーにでも戻ろかなぁ・・・』
と、彼女の行き先が気になるものの、行動を決めずにいた。

結局、遅い昼なので、彼女のホテルのレストランで麺(ラーメンみたいな塩味にミントが入ったもの)と、ラオビール(10000Kip 131円)を注文。

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ホテルのレストラン

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暗くてゴメンなさい。

私にとっては、麺は美味しいのか美味しくないのか判らない、不明な味だった。
合計5000Kip。
大の中年男のオッさんとして勘定は支払った。
で、彼女から、良かったら晩でも、とのことで、気分良く頷く。
『うーん、嬉しいな。ルンルン』
通りの向かいにあるドラッグストアーで互いに必需品の水と、
私はついでに、アイスバー2本を購入し、6時に行く約束をして、
1本、アイスバーを渡した。

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この様な行動が、なぜ若かりし頃、20〜30代にバンバン出来んかったんや。
こんな感じで気さくに対応出来ていれば、色んな出会いや別れ、良きも悪くも経験しており、私の人生も濃密で大きく変わっていただろうなぁーって感傷に浸る。
『シャワーでも浴びてリラックスしよう。で、明日、どうしようかな・・・?』
勢い良いシャワーを浴びながら、なぜか、THB、Kip の貨幣の変換をしている。
『2000THBは・・・50万8000Kip ・・・6700円、両替したか、THBからKip!桁が、1桁多いよ・・・10万、20万、30万って!?!?1万Kipが130円、ビール、大瓶1本、これでOK!
基準だ!・・・』ということを思いながら、外へ出て、歩き廻る。

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メコン川

川幅の広〜いメコン川をぼんやり眺めながら、
『彼女の足手纏いでウザイと思われるかもしれないけど、やはり、折角来たんだ、こんな夢にも見なかった地へ・・・AY さんも行ってみたいいい所、メコン川の中にある島、ドンデッド・・・でも、やっぱり、なんか、そう、やらしい感じしちゃうよな・・・』


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メコン川に架かる橋、右奥は資生堂

で、AYさんと会うなり、
「私も行きます」
と言ってしまう。
彼女のリアクション、至って普通。
「いいと思う」
即、チケット、65000Kipを同じチケット屋で購入。


*その34の写真をこちらに移し、訂正いたしました。たいへん、失礼しました。