動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その42

案内されたお部屋。
どデカイ、ダブルベッド。
天井のどデカイ、扇風機。
トイレ&シャワールーム。
小振りのテラスにベンチ。
窓外はリゾート風、景色。
もう満足!
で、日本円で1300円ほど、言うことなしよ!

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シャワーを浴び、先ずは、ラオビール130円を飲みに、
チンピラ風兄ちゃん経営者のバーへ行く。
チンピラ風兄ちゃんは、すでに、
何処からか集まってきた似た者同士の仲間たちとワイワイガヤガヤ、
ビアーを煽って楽しそうだ。
「ビアープリーズ」
チンピラ風兄ちゃんが、足元のケースからビール1本を取り出し、
栓を抜き、グラスを渡してくれる。
「そこ、座れよ」
と、仲間の中に招き入れ、氷が漂っているボックスを指し、
「使ってくれ!」
私は、無しでグラスに注ぎ、呷る。
「ああ、旨い」
ホッとした。
間髪入れず、チンピラ風兄ちゃんが、
「次の1泊は80000Kipにするよ。どう、もう、1泊?」
さすが、上手い。見抜かれたか?
私は、この時点で、すでに2泊にしようと思っていたので、
すかさず、了解。
「OK!」
80000Kip渡す。

でも、こんな感じだったら、75000Kipぐらいに値切っても良かったかも。
多分、あってないようなものかもしれない。
こういう事に慣れてないことに、小反省。
日本と比べて物価が安いからすんなりOKしてしまうんだよな。

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ホール

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カウンター

突然、始まった感の酒盛り。
ビールをガンガン飲んでいるチンピラ風兄ちゃんたち。
推測。
多分、私が泊まった収入源が入ったから、急遽、その場でガンガンしているんだろうな。
なかなかヤるなチンピラ風兄ちゃん。
そして、言うことに、
「この1ケース無くなったら、もう、Beerなし、明日の午前中まで来ない!」
と気楽なモン。
『ようやるわ』

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私の正面の2人

しばらくは、彼らの会話を耳にするが、さっぱり意味不明。
ただ、弾ける笑顔から、とっても、楽しんでいることだけは判る。
私は、日本から来た事を告げ、
「ここから、フェリー乗って、ウボン(ウボンラチャターニー)までのチケットってあるの?何処かで売ってるの?」
仲間の一人が、
「アルアル。ナカサン、ナカサン」
と何度も繰り返すけど、サッパリ判らず。
その仲間が、私の顔とチンピラ風兄ちゃんの顔を交互に見合わせ、
「ワンハンドレッド、ワンハンドレッド。アルアル、ナカサン」
と、チンピラ風兄ちゃんと示し合わせようとしているみたいだ。

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右側の仲間、白いTシャツがオーナー、赤シャツがナカサンと言い続けた男

ワンハンドレッド!?ふっかけ値段、100万Kipと言っていたんだろう。
本当はほぼ10万Kipのところを・・・。
10倍の値段を叫んでいた事になる!よくある事かもしれないな。

でも、なぜか、チンピラ風兄ちゃんは、同意もせず、乗り気のない、
あやふやの顔を私に見せていた。
先ほどの、連泊させようと私を落とす時のような必死な顔ではないんだよな。
どこか、嘘はイケナイよってな顔。
さすが、チンピラ風兄ちゃん!いいヤツなんだ!
そら、そうだよな、経営者だもんな!
この話は、なんとなく流れ消えていく。

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トーズ・バンガローの手前

こんな風に、彼らに入っていけたことはいいもんだ。悪くない。
陽射しの強い、真昼間から、一杯飲んでほろ酔い気分。

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