動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その53

14:10分。
メコン川を渡る橋の手前あたりにあったバスターミナル(気がつかなかった)で降ろされ、チケット持って、ウボン発、15時に乗り換えろと指示された。
(らしい。ことば判らないとこうなる)

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バスターミナル

で、チケット、窓口に出す。
ウボン行きの指定席番号が書かれたチケットに交換してくれた。
一枚の紙片が、どういう伝達方法か判らないが、引き継がれる。

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でも、
出発までには、まだ50分もある。
しんどいな。
廻りをプラプラ。
蝿が飛んで、くる、くる、くる。
只今、スッカラカンで何も買えず。
多分、THBでも使えそうと思うがコミュニケーションがしんどいし、
特に欲しいモノもない。

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待人に肌の手入れ、マニュキアを施す女性

14:40分。
来た。
『あっ!あのブルーのバス。で、あの、兄ちゃんだ!』
本物!の大型バスに乗り込み、深々と席に着き、ホッと一息。
『私って、弱いんだ・・・』

15時。
出発し、しばらくするとウボンから来た時の最後に降りた、乗降車場へ入っていく。
『そうか、中継地点やったんや。何で、ここで降りたんやろ。ホントやったら、さっきのバスターミナルまで行けたんや。あそこが、最終点やったんちゃうかなー・・・』
そう思いながら、窓外を見廻してると、
行き届いた待合スペースから、途中、休憩所で私だけ一人降ろされた時のミニバスの残りの連中が乗って来るではないか。
『おお、なんで、私も一緒に、あのミニバスに乗ってたらダメやったんやろか』
差別だ!?・・・と感じ乍らもグッタリ!
『まぁ、そんなものか。いいや。ここまで来た。あとは、国境通過だ』

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メコン川

バスは止まる。
すると、あの、バスの兄ちゃん(従業員)が、私たちを出国窓口へ誘導。
「さぁ、さぁ、こっち、こっちよ。パスポート借して!」
客のパスポートを集め、窓口へ出していく。
『サァ、出国だ!』
すると、入国と同じように、
「Japan!」と叫ばれる。
「!!」
「100THB」
請求された。なぜか、やっぱり、そうなんや!
(もしかしたら、日本人だから、カモかもしれないのかな)

雑然とした広場を渡り、地下通路を潜り、無事タイの地へ!
さぁ、入国手続きだ!

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赤茶の屋根の裏にある地下通路に向かう!

何食わぬ顔をして、パスポートを出す。
じっくり見てる。
そして、私の顔を伺う。
「‼︎・・・」
パスポートに紙片を挟み、後ろの机を顎で指し、何やら促す。

見ると、
「あっ!これ、出入国カード!書いたのにな、なぜ?
そうや、これ必要なんやったんや、えっ、どこで、どうして、無くなったん・・・」

多分、バスの兄ちゃんがパスポートを集め、窓口へ出した時に、
出入国カードを紛失したと思う。
(その時は、この事には全く気付いていない)
このラオスの入国時にもらった出入国カードを挟んだまま一緒に出してしまい、
多忙な中、担当官が構ってられなくて捨てられた、または、おざなりにされたかもしれないと予想がつく。
だって、AYさんに尋ね、記入したもんね。
というか、私が出さずにちゃんと持っていたら良かったんだよなぁ。
こんな事ばっかりだよな。

バスの客、皆んなが待っている。慌てて書くが、わからん所ばかり!

名前、生年月日、パスポートナンバー、行く目的、行く地名、最終フライト日と便名、国名、泊まる宿名、これは決めてない・・・、あと、わからん所は適当に!皆んな待ってる!
「・・・ええい、もう、ええやん」
恐る恐る、再提出。
難なく印、押してもらって、ハイ!
と渡される。
無事、入国、ホーーーーッ!
振り返ると、出国フライト便名と国名があればOKやないかなぁ。
泊まるホテルとかは、別にいいような気もする。

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前席の、気になるお嬢ちゃん