60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その32
建物に群がっている人々は、順番らしい順番はなく、
思い思いにパスポートを窓口に差し出している。
入国証明が必要なのだ。でないと不法侵入で捕まるのだ。
でも、この手続きをせずに先へ、行こうと思えば難なく行けそうなのである。
厳重そうでもあるが軽い感じもするシチュエーションだった。
人々はTHBを添え、パスポートを提出。
AYさんは、
「日本はお金取らないハズ」とパスポートを渡すが、
係官が、
「100THB、100THB!」と叫んでいる。
仕方なしに支払うAYさん。
私も例に習って手続きを完了する。
私一人では絶対シドロモドロで迷いまくっていただろう。
返ってきたパスポートには新しい入出国カードが挟まれている。
次、ラオスからの出国とタイへの入国に必要なカードだ。
カードを改めて眺め、
「そういうことなんや、そのたんびやらんといけないんやなぁ・・・」と。
これでイミグレもOK!
でも、バスは・・・?
探しまわるが居ない!
私とAYさん、2人。
「・・・唖然・・・」
居るはずが居ない!?
しばらく、ウロチョロ。
でも、一緒に乗っていた顔も見かける。
ということは・・・。
すると、見たことのあるブルーラインの入ったバスが、のそのそとやって来る。
その横には、
『あの乗務員だ!ヒェー(安堵)』
さて、もう一息。目的地のパクセーまで。