動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その51

6月24日(日)、10日目

部屋の前で迷ったのか?
牛が草を食んでいる。

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『さぁ、無事に船着場で船に乗り、ウボン行きのバスに乗り換え、国境を越え、
タイに入り、パタヤー行きの深夜バスに乗って行けるんだろうか?』
と不安を抱き乍ら、チンピラ風兄ちゃんに別れを告げ、握手してチェックアウト。

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面倒見の良かったチンピラ風オーナーと。


心配なので船着場に早めに行き、様子を確認。
当然乍ら、誰も居ないし、フェリーの気配もしない、、船乗りらしき人も居ない。
閑散とした雰囲気の中、殺風景な掘建小屋と川に係留している生気のない細長い木造船が漂っているだけ。
『ここでいいんかいな・・・?
今から走って、着いた時のフェリー船着場に行った方が正解かも・・・』
と胸騒ぎ。
午前11時、発、なのに、もう、10:50分、誰もいない。

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『!!おお、観光客のカップル、来た来た。良かったんだ!』
引き続き、もう1カップルが来て、ホッと一安心。
すると、朝、チンピラ風兄ちゃんが紹介してくれた男(実は彼がこの船の船乗りだから間違いないと紹介していたらしい)がやって来て、挨拶して、乗船。
「!?!?」
ホンと、コトバさえ判っていたら、全く悩まず不安になる必要はなかったんだな、
と躓くたびに思う情けなさだった。
この船は、ここからナカサン(陸の到着点)に向かう別ルートなんだ。


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チンピラ風兄ちゃんが紹介してくれた船乗り

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2組のカップ

褐色の川面スレスレを進む中、ドンデッドの風が身体の火照りを和らげ、
日本を出てから随分経ったなぁとオッさんは感傷的になったりもした。

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ドンデッドをあとにして。

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ナカサンへ・・・。

着いたら、来た時の逆、あのバスの乗降場所まで酷暑の中、10分ほど乾いた土道を歩く。

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行き先のまとめ役らしき若い男が怒鳴っている。
「パクセー、パクセー・・・」その他の地名を、声荒げて、叫んでいる。