動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その38

6月22日(金)、8日目

ロビーで20半ばの若い男が、
「ニホンゴ、スコシ」と、声を掛けてくる。
「そう」再度、確認。
「ここに、日本人居なかったの?」
「居た。一昨日、帰った」
「そう、私は昨日、来たんだ」
「帰った・・・のか、私は、今からドンデッド、ここに行くんだけど」
地図を見せ、
「また、ウボンラチャターニーに戻るためには、ここパクセーに来ないと行けないの?」
「・・・??」
「それとも、ドンデッドからパクセー来るまでに、どこかウボンラチャターニー行きに乗り換えるバス・ステーションあるの?知らない?」
「・・・判らない」
昨日の若いアンちゃんが出勤して来て、同じことを聞く。
「ここ、このホテルに来ればいい、7時と15時、2回、どっちか?」
「ウウ?何か、おかしいなぁ〜」

私は、この時、利用するバスは直接、このホテル近辺の乗り場から乗れる普通の大型バスと思っていたが、実はそうではない。
後ほど判るが、ハイエースクラスの車が、一旦、ホテルに寄り、ここへ来た時に大型バスから降りた、あの不明の乗り換え場所へ行くってことだったらしい。
でも、それとは別に、これも、後ほど判るが、結構立派な、バスステーション(乗り換え中継地点)があったのだ。

ハイエースクラスの移動手段か・・・そうなんやなぁ〜』
ふと、ラオスのお国柄を思ってしまう。

f:id:tonpin:20181231095231j:plain
ロビー&食堂


ホテルのスタッフらしい、若いお姉さん2人が、ニコニコ駄弁りながら、
メイン入口から入ってくる。
『彼女たちが準備するんかなぁ』
と想像する。

午前8時、朝食の時間だ。
テーブルで待っていると、あの姉さんの一人が親子丼と赤だしを持ってくる。

f:id:tonpin:20181231095230j:plain
ラオスで親子丼「旨かった〜」

『あぁ、やっぱ、作ったんや!』
口に運ぶ。
「旨い、日本の味だ。Good」
「この、赤だしも、イケる」
何だか、懐かしい。
一瞬、外国に居る、今の状況を忘れる。
朝食をカッ喰らって、
「さてと、ドンデッドへ行くか!」
お姉さんに「ベリーデリシャス」、アンちゃんに「サンキュー」と、告げ、
満ち足りたお腹を抱え出て行く。