動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その29

6月21日(木)、7日目

「戻って来たら、またヨロシクね」
と、お母さんとお嬢さんとで各々2ショットでパチリ!

f:id:tonpin:20181223174901j:plain
お母さんと

お嬢さんの運転でバスターミナルへ。
市内中心を横切って行かず、外周りをどんどんスピードアップして、
ベンツを飛ばす飛ばす。
80キロ以上をヴィーーンって感じ。
お嬢さん、大人しそうに見えて凄いやん!
20分程で到着。

チケット購入とバス乗り場への案内、
お嬢さんのお陰で難なくあっという間に完了。
「コープクン クラップ!(ありがとうございました)」
50プラスの200THBをお礼に渡す。
お母さんとお嬢さんの礼を頂き、別れる。
「Good by」

f:id:tonpin:20181223174856j:plain
バスターミナル

f:id:tonpin:20181223174857j:plain

f:id:tonpin:20181223174858j:plain

f:id:tonpin:20181223174859j:plain


 国境越えラオス、パクセー行き200THBのチケットを手に、
これまた初体験のバスターミナル内をウロチョロ。
ふーん、ここからもバンコクほか各都市に向かって出ているのか・・・。

f:id:tonpin:20181223174902j:plain
案内板

『パクセーの次は・・・と、そうだ、バンコク?!・・もいいけど・・・パタヤー、
ここから、パタヤー行きのバス、ないのかな?』
窓口で私の通じない英語と日本→タイ語訳本を示しながら、
パタヤー行きバスの有無を確認。

『あるやん!』
この頃からかな、もう、平気で対面できるようになっていた。
タイムスケジュール、料金も確認。
500THBほどの高速バス、朝と夜発、数便。
これもいいかも、頭にインプット。
で、バスは寝台料関係なし、宿代浮くし、いいやん!
あとで、調べると列車は昼だと300THB程。
だけど、昼の時間は丸潰れ、なのでバスに揺られて夜の12時間程だったら断然安い。
無駄になった寝台列車の701THB、
豪華寝台特急の981THBは昼間の普通運賃の2倍3倍だと判り、
無駄遣いしたと反省。
でも、死ぬまでの1回キリの経験。
いいやん!の気持ちで、バス乗り場1番のベンチで待機。

係員が来たのでチケットを見せ、確認。

f:id:tonpin:20181223174900j:plain
チケット「ウボンラチャターニー〜パクセー」

「OK!乗っていいよ」
「そうなんや」
と停まっていたバスに乗り込む。
『このバスが国境、超えていくのか・・・』乗客の少ない席に着く。

f:id:tonpin:20181223174903j:plain

『一からスタートし直しや』と考えに耽り、
何気に左後方に目をやると通路挟んで、若き女性バックパッカーが眠っている。
『日本人みたいやな・・・でも、違うかも・・・、おい、お前、日本人じゃなくても声掛けんと悔い残るぞ、お前のアカんトコや。今はな、助平なこと抜きやで。ただ、チャレンジや、旅を拡げるためや。でも、日本人やん。アホ、何もせえへんかったら、ナンもない。それでええんや。そうか、お前はタイ人なりラオ人なり、声掛けられんのか。アカんやろ、だったら、早よ、せえ!ホンマは何人でも声掛けんとあかんねんけどなぁ』
そうこう考えてるうちに、バスは発車し、街を駆け抜けていく。
窓外を眺めながら、時には彼女の様子をチラチラ。
『眠ってるしな、悪いな。起きたら、声掛けてみようか』
走るバス、流れる風景。
日本でも見るような畑や田んぼ、時には木造家屋が去って行く。
で、唐突に民族音楽的BGMが車内に流れ出す。
「おお〜、いいやん」
しばらく、いい雰囲気に浸かる。