動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その16

午後1時。
昨日、来たフアランボーン駅だ。
人ゴミ。待合独特の空気。
思案中・・・。
手荷物一時預かりで荷を置き、出発の夕方まで、昼食と散策だ。

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来たフアランボーン駅、横の河川

チャイナタウンに向かう。
ところが、行けども行けども淋しい。地図通りの筈だ。
想像している賑わいはどうした?
今日は日曜、休み?何で?、観光相手だろ!おかしい?!

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チャイナタウン外れ

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出くわしたセブンイレブンでビールを買い、ウロウロ・・・。

すると、中華街のあのケバケバしさが突如、目に飛び込んで来た。
ざわざわザワザワ、私の頭の中の地図、位置関係が吹っ飛んで行った。

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チャイナタウン

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あっちへ、こっちへ。
『あれ、ここは何通り?迷ったかな?時間はタップリあるけど、自分の位置が判らない。何か、気色悪い。しかも、異郷の地だ』
中華でも喰おうかって気分もどっかへ飛んで行った。
『アレ、変だ。小パニック。自分の今の場所が把握できなくなったら、私はこんな風になっちゃうんだ』と、気落ち!!
『バカじゃないの。まだ。出発までにはタップリ時間があるんだから、落ち着け・・・』日本で、一度もなかった感覚に戸惑ってしまう。
深呼吸。

建物の際に座り込んで夢中に駄弁っているおばさんに目が行く。
地図を開き、尋ねる。
「駅は?」
「まっすぐ、あっちだよ」
「うーん、OK、サンキュー!」
行く。
先ほど歩いた通りに出る。

『あっ、ここか、ここに出るんだ。あーあー』
点が線に繋がった。