60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その14
6月17日(日)、3日目
寝起き、ベッド上で微睡む。
『この先どうなるやろ。何かつまんない。不安からくる気持ちか・・・』
人の気配がないのでトイレへ行き、続いてシャワーを浴びる。
パンと水を飲んで、行こかって気分で10:30チェックアウト。
小さな受付カウンター、誰も居ないらしく、
書き置かれたメッセージの通り、Keyを置き、サイナラ!
アーリー駅まで朝の屋台売りの賑わいの中を、昨日と同じ様にブラブラ進む。
空気で膨らんだパンパンの袋の中の食物。アカン、不味そーだ、私にとっては。
何気に、37THBでチットロム駅へ向かう。
JTBプラザへ!!??・・・日本がイイのか?情けない。
コーヒーと少々のリラックスを求めて行く私、情けない。
が、休みだ!!
そうか、日曜だ、休みやん!
全くもって、考えるゆとり無し。
急に便を催す。でも、お陰様でキレイなトイレで用を足し、ここを後にする。
チットロム駅からラチャムダリ通りを、おおよそ一駅分南下して、
地下鉄シーロム駅までの30分程、
高級ホテル街の脇にはどこにも巨大な観葉植物が植わっている。
なんとも、リッチ感溢れる通り、いい気分に浸る。
途中、立派なビルに入っているセブンイレブンでいつものお安い水を買う。
だからなのか、リッチな気分になる。
〜が、すぐに消えて失くなる。
左手にルンビン公園が見えたので、ここでしばらく休憩。
休日を楽しむ若人、ファミリー、恋人たち、それに、外国人観光客がニコニコ笑っている。
私だけが・・・。
『なんで深刻なんだ!おい、楽しみに来たんだろ。ああ、そうや。無目的に慣れてないから不安なんだろう。それをしたかったんじゃないのか!だったら、いいじゃないか!
コトバが喋れない・・・?仕方ないだろう。判って来たんだろ。
ウジウジ、クヨクヨするなよ!楽しめよ』
心の声をヨソに地図を拡げて自分の居場所を確認し、
聞こえてくる笑顔が絶えない戯れる人々の心中を読み測り、陽と暗やな、とその対比に虚しさを感じてる。