動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その11

小降りになり、行動開始。
行く手に河にかかる登り坂の橋が見えてきた、ああ〜、今の私にはしんどい。
脇を伺うと狭い脇道が橋に沿って河を渡っている。
橋の袂はバラック小屋が並びドブ臭い(幼少の頃、嗅いだ、あのドブ川の臭いだ)、
たぶん、低所得者の地域なんだろうと思い、足早に進んで行く。
橋を渡り終えた先から人の声がする。
河辺りに少々広めのテント張りの小屋というか集会所というか、
その空間に人が群がっている。
奥では剥き出しの地面に置かれた玉突き台を相手に若者、
手前ではテレビで流れるキックボクシングに歓声を上げてるオッさんたち。
『あぁ、こんなトコあるんだ・・・仕事は、どうしてんの?・・・』と、
偉そうな考えを捨て、重い足を引き摺って行く。
遠い、・・・計算違い?なかなかフアランボーン駅に着かない。
時間はいっぱいあるけど、心は焦る。
ここはどこ?
行く道の両側には、自動車の部品屋、解体屋、エンジン、ミッション、タイヤが立ち並ぶ。自動車関係の地域のど真ん中を歩いているみたいだ。それにしても、閑古鳥が鳴いている。
『こんなトコ来てまで、自動車部品に出会うのか・・・それにしても、ここタイの自動車修理関係工場のエネルギーは死んでいる。
活気がない。

f:id:tonpin:20181124105217j:plain
どこだったかなぁ・・・?