60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その66
タイの庶民に混じって、路線バス6.5THB、24円に揺られ、
対岸のワットアルン行きの渡し舟6THBに乗船して、
ワットアルンの門をくぐる。
入場料、二人分100THBを払い拝観。もちろん出します。
急勾配の階段が建造物に威圧感を醸し出す・・・城塞・・・、
写真を撮りながら、ぐるりと廻り、上に登ると、
対岸のワットポーの全体が一望できる。
Eさんが、
「撮って上げます。自分が写っていた方がね!写ってなかったら雑誌の写真と一緒ですもんね」
と、度々に気を使って撮ってくれるようになる。
写真にも造詣深く、いいカメラも持っており、
スマホに至ってはデータがたくさん残るようにとSDカード2枚対応のモノらしい。
マニアックでもあるEさん。
敷地内のみやげの物屋を覗き、
渡し船で引き返し、
ワットポーの前の通り、サランロム公園、外務省、国防省、
サラム・ルアン(王宮前広場)を抜け、カオサンに向かった。
ただ、その前のラチャダムヌンクラン通り(結構大きな主要道路)、
ここを渡るのが大変だった。
信号が全然変わらない。異常なほど、15分位は待った様な感じかな・・・、
車がしきりに通っていく、かと思えば、
全く通らない事も数十秒、でも、信号は、まだ赤、ストップのまま、
当然、いつの間にか車が溢れて、目の前を走っていく・・・。
居た堪れない感じのまま、信号が変わらないので、
痺れを切らしタイミングを計って信号無視。
そうしなければ、本当に貴重な時間を失う事になるんだと、
日本人特有の私の価値観と思っていたが、
廻りを、見渡すといつの間にか集まっていた皆さんも
一緒の気持ちでイライラしながら渡っていた。
「フー、だろう・・・」