動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス バックパック1人旅 その1

6月15日(金)、初日・午後

「OK!!」
関空の出国手続き完了。あとは、タイ・ドンムアン行きのジェットに乗るだけだ。
不安と期待が満載の60のおっさんの一人旅が始まる。
やればできる、思いっ切り動けば、その様になる。
踏ん切れないのは、自分の心が惑わしてるだけ。
振り返れば、30代半ばまでには、仕事絡みも含め、
パリ、シアトル、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、上海など数回は海を飛び越えていた。
でも、あくまで、通訳とか現地語を話せる仲間がいて、僕は喋れず状態に胡座をかいでいた。
その度に、英語、イングリッシュとのたまうのだ。
が、今回も例に洩れず、まったく「NG」!
でも、出国するのだ!後悔、先に立たずである。

海を飛び越えて行くなんて、数ヶ月前にはまったく考えていなかった。
ただ、ぼんやりと海外か・・・と思ってただけ。
だが、フト!今なら金あるやん!休みっていうか、失業やん!世間は・・・?
そんなん、言うてる場合ちゃう!チャンスあるやん!
『真っ青な空、飛行機がヒコーキ雲を作り、突き進んでいく。遠い彼の地へ・・・』
行こ!
決める。

行先、航空券、バック、手荷物の注意、スマホ連絡、海外事情、万が一のアレコレ・・・
『安全は自分で!』などの文字が跳ね返ってきて、時には、
やっぱり、日本がええか、止めよか。で、国内旅歩きっていうのはどう?
アカン、アカン、そんなんいつでも出来るやん!海外を一人で行く。
これがテーマや!!!アカンでー、行かな!後悔するでぇー!
と、囁やかな一人押し問答はありました。

勝手に自分を量りに載せ、
『お前は一丁前か、じゃないか?この旅が一つの目安さ。これしき出来なきゃ男じゃない!』と気負っていた。
『なになに、格安チケットは、ビール、食料品はダメ、全て機内で買えと。
えーと、ビール4S$(シンガポールドル)??円だと330円、レギュラー缶、330か・・・少々高いな・・・。

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関西国際空港 出発前

今回のもう一つのテーマ、質素、倹約、バックパッカー風行動なのだ。
『ンなもん、買うわけないやん。格安だぜ。せめて、250円ぐらいにしといたらどうなん・・・』って思い、搭乗前のショップで120円のウォーターを買う。
事前の仕入情報で水、小さなスナックは黙認とか。
そして、キリンの生ビールを1杯飲み干し、機内に乗り込む。