熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く
「大雲取越」熊野那智大社から船見茶屋跡、越前峠を経て、小口まで
10/1・12日目
朝食時間の関係で、
7:30 「美滝山荘」出発!
最初に言っときます。
このコース、ラス前の1日、ホント、しんどかったです!
まず、宿から熊野那智大社まで
昨日の急階段をまた、登らなければいけません。
(仕方ないですが・・・)
で、大雲取越、小口までの登り口から、
熊野古道、中辺路を進みます。
ルートマップを失くしてたので、
昨日、宿で調達した英語版(しか見当たらなかった)のマップを活用する。
(熊野那智大社〜小口〜請川〜熊野本宮大社のあと2日分の工程が載ってる)
登り口の階段から始まり、
最初からひたすら急勾配を登って行く。
小口まで14㎞となっているが、
コレがなかなかのモンです。
登りきったら整備された、
那須高原に出る。
参考にパチリ!
上の案内板が立ってる林道から山道に入って行く。
お陰様でいい天気になりました!
ただ、通り過ぎって行った台風の影響で、
強風で樹々はギシギシ、揺れていた。
色川辻をしばらく行くと、
アスファルトの林道に出る。
20分ほどで地蔵茶屋跡に着く。
12:15
小口に着くまで、
まだまだ、時間がかかりそうな気がしたので、
休憩も早めに切り上げ、山道へ入って行く。
で、で、で、
後で分かるのだが、ここで、またもや忘れ物!
メモとペンだ!
トホホホである。
12:30 ガビーン!
石倉峠へ向う途中、土砂崩れのため、
通行止め!
迂回せよ!とのこと。
所要時間60分、本来20分の工程が40分オーバー!!!
石倉峠を越えず、
廻り回って、越前峠の手前で合流するらしい。
13:30
迂回路を終える。
正規ルートを進むといつもの標識。
何かしら落ち着く!
そして、ちょっと進むと道標が現れた。
でも、その道標・大雲取越、中辺路の形が変わっていた・・・。
迂回のため歩けなかった、石倉峠までの道標は、
那智大社から登り始めた道標1のスタイルでしたが、
それ以降、18番から最後の54番まではこの道標20のスタイルになっている。
13:50
越前峠、着。
標高850mで、「大雲取越」の最高地点。
ここから、平坦な道が続き、ルンルン気分で歩く。
14:30
同切坂に入る。
ここからが、ホント大変だった。
急な下りが、延々続く・・・難所。
これでもか、これでもか、って感じで、
いつまで経っても、終わらず、
ひたすら、石畳が目の中に飛び込んで来る!
「憎き石畳!!」
と内心、叫んだ!
「やめてくれー!」
何度も挫きかけ、腿はパンパン状態!
始まれば、終わる!
パチリするゆとりもなく、
下ることだけで頭がイッパイで、
パチリ無しで、すみません!
で、
15:15
楠の久保旅籠跡に到着。
ヤマを乗り越えた感じで一安心。
これなら、暗くなる前、16時頃には着くだろう、と。
でも、逆コースだったら、もっと、大変だろうなー。
あれを登るんだから・・・。
私は、コッチで良かったと納得する。
「もう直ぐだ!」
思わず飛び込んできた風景!
このタイミング、時間、天候、光線、雲の位置。
そして、ゆっくりと宿に向かう。
16:30
体力も脚力もなくなってる
ガクガク状態でドアを開ける。
「こんにちは〜〜〜」
と。
クタクタの9時間の旅でした。
この自然の家に合った、山男風なご主人の気さくな説明を受け、
明日の朝食、出発時間などの確認をすませ、
風呂で体を癒し、ビールを飲み、美味しい夕食を頂き、
明日、最後の熊野古道(中辺路)の歩きを思う。
「ああ、終わりか。でも、終わってほしくないなぁ〜・・・」
と。
ご参考に! 👇
マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】「無料会員登録はこちら」