熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く
馬越峠麓の宿、アルベルゲ『山帰来』から尾鷲の街へ
9/25・6日目(その2)
長〜い坂道を、
墓地の間をテクテク、テクテク。
車道のガードを潜り、いよいよ街へ。
が、ほとんど、閉まっている。
やはり、緊急事態宣言下!
「アチャー!大丈夫かな・・・、
ラーメンか丼もの食べたいのになぁー」
家の前で、作業していたご夫婦に聞く。
指し示し、
「あの斜め前の店、惣菜とか弁当あるよ」
「それから、ずーっーと行った、見えるかな、あの赤い看板。
そこレストラン、やってると思うよ」
「ありがとうございます」
馬越屋。
調理パン、おにぎりを買い、
後で取りに来ますと、置いといてもらう。
その先のレストランは、
残念ながらテイクアウトのみ。
カレー、オムライスなどなど。
「出来ればお店に入りたいよー」
スマホをチェックすると近くにラーメン屋がある。
ダメ元で行くと、
「やったー!やってる!」
恐る恐る入る。
誰も居ない。
奥から女性の人が顔を出す。
「やってますか?」
「いらっしゃいませ。いいですよ」
席に着き、シンプルなラーメンを注文。
「お客さん、どうですか?」
「この通りです」
「コロナの影響ですか」
「それもありますが、こんなもんですよ。昼間は」
「はー、そうなんですか」
ご主人らしき人が作ったラーメンがテーブルに運ばれる。
「ウワァ〜!!!」
スープを飲み、ツルツルー!
「旨い!!」
「ごちそうさんでした!あのー、コンビニ以外のお店は・・・」
(たぶん)奥さんにスーパーとコンビニの場所を教えてもらい、
礼を述べ、写真を撮ってもいいかと尋ねる。
「どんどん撮って!」
と嬉しそうに返答。
パチリ!
スーパーで今日、明日分の食料、焼酎を仕入れ、
馬越屋に寄って、きつい坂道を帰る。
荷物を抱え、ゆっくり、ホント、ゆっくり「山帰来」へ。
「着いたら、もう、何もしな〜い」
と、喘ぐ。
一息入れ、Kさんに連絡。
宿泊棟とは別の喫茶室へ招かれる。
(今は営業していない)
1本の大木から作ったテーブル、
ベンチに腰掛け、
淹れたてのコーヒーを頂く。
ご夫婦で走破したサンティアゴ巡礼の旅の様子を、
アルバムを見ながら聴き入る。
夕刻、空模様が怪しくなる。
明日の天気を再確認する。
「やっぱり、雨!」だ。
「明日も泊まらせてもらいます」
「いいですよ。もし、よかったら、明日、家に来ませんか?
主人もいますが、どうぞ。あ、食事もどうですか?」
嬉しいお誘い。
「お茶だけでしたら」とお受けする。
そして、どこかで、
「明日は休みだ!ゆっくりできる!」
と心の声。
静かな夜を過ごし、床につく。
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