動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

熊野古道(伊勢路/中辺路)を歩く

川添から伊勢柏崎まで

9/22・3日目


無理を言う客1人、
私に、
何かと気にかけてくれた「岡島屋」さん。

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ご主人がパチリ!


美味しい朝食を頂き、
原発、7:25の列車で川添へ。

紀伊本線は1日、数本しかなく、
時間は調べておいたほうがいい。
備えあれば憂いなしだ。


7:35
川添スタート。
暗〜い、曇り空。
しばらくすると小雨!!

「今日は雨の中か?」

腹を決める。


リュックにカッパを羽織らせ、
折畳みを手に、トボトボ歩く。

行先確認で地図、スマホを見る。

昨日、失くした老眼鏡、
予備を持ってきてたので、大助かり!

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八柱神社
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国道から脇へ入る時の道標

しばらく、国道を歩きエッチラ、ホッチラ、
多少、道に迷いかけたが、
無事、三瀬谷へ。

なんと、スーパーショッピングセンターがあるでないか!!

そして、太陽もニッコリ、輝いてきた!

峠超えもあるし、何かと備える。

ソーセージや調理パン、ドリンク(+アルコール)を仕入れ、
ATMで現金も下ろしておく。

ここでは、カードは使えるが、現金だけが頼りの所もあるからだ。

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土地柄が出ている

一息入れ、
写真では、その高さが判らないが、
ホント、どんどん、端に吸い寄せられて行くような感じがして、
怖いと思った「船木橋を渡る。

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木橋 正面
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右手
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左手


まだまだ続く、国道をひたすら歩く。

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やっと現れた標識。だが「三瀬川登口・2500m」


「今日も国道(アスファルト)ばっかりやなぁ〜」
とボヤく。

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移動スーパー

で、
きた、きた、きたー!
三瀬川登山口、三瀬坂峠の標識。

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右脇にひっそりと!
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気合が入る!

幸い、天気ももっている。
樹々の匂いがする。

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峠まで900m。でも、山道は遠〜い!
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しっとりとした三瀬坂峠
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三瀬坂峠


三瀬坂峠を抜け、急坂を下りる。


次に目指すは、

伊勢神宮の別宮「遥宮(とおのみや)」、

瀧原宮


プラプラ歩くうち、雲行きも怪しく、雷が轟始める。


瀧原宮に着いたら、一息入れ、考えよう!


「阿曽から柏野、伊勢柏崎まで10キロを、歩くか?」
それは、キツイ!!
「阿曽まで歩き、次の宿、伊勢柏崎までは、列車で、フッ飛ばすか?」


頭がグルグル、足もクラクラ。
3日目が私を襲う!



トドメに、雷も威力が増し、雨もポツポツ。

心が焦り、慌てる。


幸いなことに、瀧原宮を取り囲む塀が見えてきた。


土砂降りになる前にと、思わず早足で、瀧原宮社務所へ。

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瀧原宮


「雨宿りできる所ないですか?」

「すぐ隣に「道の駅」があるよ」

「また、後で来ます!」

礼を述べ、待機だ。


間一髪、土砂降り、稲光を避ける。


正午。


お昼にして、様子を見て、策を練る。

郵便配達人、お参りに来た人も、数人、雨宿り。

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待機中


買っていた調理パン、アルコールをお腹に入れ、
心も落ち着く。


相変わらず、雷は収まらない。
道の駅、中を見て回り、
伊勢うどんに目が行く。

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伊勢うどん


食べる。
「残念!」
口に合わず。


13:30

1時間半経つ。


勿体無い、雷は収まったので、
雨の中の瀧原宮、参拝を決意。


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奥、瀧原竝宮(たきはらのならびのみや)・瀧原宮(たきはらのみや)
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瀧原宮(たきはらのみや)

こんな、雨の中、
1人かなと思ってたが、拝み終えた帰り道、

2人の男性と1組の夫婦とすれ違う。


「いいなぁ〜」と感じた。


14:15。

調べる。

滝原駅、14:17発の列車、
間に合わない。
次は16:03。


で、次の駅、
阿曽は数分プラスの16:08発。
逃すと17:25か?


悩む。

「歩く、歩かない」

と呪文を唱えるように、滝原駅まで歩く。

「おい、ガンバレ!」

と、言わんばかりに、雨が小降りになり、陽も差して来た。


14:50。

駅に着く。

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滝原駅

振り返ると、30分ほど掛かってる。
歩行速度も落ちてる。


阿曽まで歩くとしたら、
阿曽の列車、発車時刻まで1時間半。
で、4キロほど。
行けないこともない。


「阿曽までがんばるか?それとも・・・」


身体が拒否反応。
無理することはない。
無理すればイヤになる。
フラフラだ!


「早く宿に入って、ゆっくりしよう!」


足の豆も水泡となり、イヤな感じだ。

待つこと、1時間ほど。


次の宿の手配など、
整理整頓して、
16:08の列車に乗る。

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伊勢柏崎駅
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「紀勢荘」


まったり、ゆっくり、風呂を浴び、寛ぐ。

洗濯もしてくれるいい旅館「紀勢荘」


夕食はうなぎの蒲焼もある豪華なもの。

「最高〜〜!!」


心身共に落ち着くと、
今一歩の踏ん張りがない!と、
追い込んでしまう自分に反省。

「この旅はまったり、ゆっくり、リフレッシュ旅で、いいんじゃないの!」

でないと、


「長〜く歩く」という、した事ないこと、やってんだから、
無理したらイヤになるんよ!!

と。


肉体、体力、そして精神力も落ちてるんだから!


寝床で、

「なんでしてんねん、もうやめよかなぁ〜」

弱音がポツリと浮かぶ。



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