60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その27
昼過ぎ、ランチタイムか・・・。
新しく教えてもらったピザ屋へ、1枚300THB!高級食物だ!止め。
次に聞いた、ベーカリー屋、ケーキショップみたいな店を外から伺う。
やってるか、やってないか判らない状態で、なによりも、やはり高級そうだ!止め!
日本ではこんなに高くないぞ!でも、タイでは高いんだな・・・。
『お嬢ちゃんは、やっぱりお嬢ちゃんだな』と、歩く。
おばちゃんがガチャ、キャチャ、ガチャと中華鍋を揺すっている。
『焼きめしやん!欲しい!』
気付いたおばちゃん、「English?No!!」ってあからさまに追っ払われる。
『まぁ、ええけど。嫌な事あったんやろな』とブツブツ。
ほんじゃ先に、ウボンラチャターニー駅まで歩こうかと炎天下、
店舗がチラホラしか見当たらない、しょぼくれた通りを抜け、駅に到着。
『ふーん、こんなに分かり易くて近かったんや』
とiPhoneでパチリ。
駅舎まで入らず、すぐに折り返し、
帰り道、小さなお店で美味しそうな手焼きのパンとドーナツが盛られていたので仕入れた。
全部で11THB、夜か朝の食事だ。
プラプラ、プラプラ、ほんとプラプラ・・・、
『おお!バンコク銀行、ATMだ!そうそう、降ろしておかないと』
案内係りに、
「ATM OK?」と尋ね、
「フンフン」と頷く。
『しかも、銀行内、安心だ』2回目の挑戦。
カードを挿入、暗証番号、日本語が出た。
『おお!ナイス!』
無事、5000THB、下ろして、一部、少額紙幣に両替、
『やったね!』
しばらく、行くと飲食店が2、3件、
『そうか、飯だ。どこか、入ってみよう』と物色。
中華鍋で太いきしめんらしき麺を炒めているおばさんに見いる。
『旨いかも!』
その横では、可愛い娘さんがその麺の出来上がりを待っている。
決めた!
店に入る。
席に着くと、可愛い娘さんが注文を聞きに来る。
私は機嫌よく、
「Beer!」
「No!」
そうか、この店には無いのだ。
ジェスチャーを交え、
「さっき、作っていた炒め物、アレ、お願い」
「OK!」とニッコリ、楽しみだ。
待ってると、彼女の友達らしき女の子が来て、隅のテーブルにお互い腰掛け、話に夢中。私の正面奥には若い女性2人連れ、右、壁際にはおばさん1人が食事中。
で、テーブルに運ばれてきた、焼ききしめん風から美味しそうな湯気を立てている。
パクッ!?
なんとも云えない味、ソースか醤油かなんか判らん味で濃い。
何、この濃さ・・・こりゃ、アカンわー!
でも、仕方なし、全部、食す。
指をクルクル廻し、勘定を頼む、40THB。
「コープクン、クラック(ありがとう)」
すると、娘さん、姿勢を改め、顎の下に丁寧に両手を合わせ、一礼。
「コープクン、カ(ありがとう)」
「おお〜、いいね!」思わず、写メ、1枚お願いする。
気持ちよく受け入れてくれる。パチリ!
宿まで散策、ウロウロ、フラフラと。
昨日のマーケットの反対側へ出た。
折角だから一周り。
問屋みたいな所で、ホットドック用のパンがギッチリ詰まったビニール袋、1袋13THBと、
昨日のセブンイレブンで夕食用に瓶ビール2本セット、Changを買う。
夕方前に戻ると、
奥さんとタイ式マッサージの話になり、
3時間200THBでどう?と持ちかけられるが、
さすがに3時間は長く、2時間だったら明日お願いと、口約束する。
(後ほど判るがパタヤーでは1時間200〜300THBです)
が、初体験の夢は、束の間の夢見心地で、
どうやらダンナさんの忠告らしく、奥さんと2人になった時、
都合悪くなったからと断られる。
勝手に推測してしまう。だって、ついさっきの話だもん。
長い付き合いの奥さん専任のマッサージさんで、
もし、かりに、変に外国人と揉め事になると今後の付き合いにも影響。判ります。
ので、アッサリ、頷く。
『マッサージか、そうやな、タイ式マッサージ、どこかで経験しないとな・・・』
奥さんの専任マッサージさん、綺麗な若い女性か、おばさんか、
それとも、兄ちゃんか、おじさんかは知らない。
昼に仕入れたビールとパンで夜を済ませ、
iPhoneでワールドカップと近況ニュースをチェックして寝床に入る。
ニアトレインゲストハウスの2日目の夜。