動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その54

バスに乗って、微睡んで、18:30。
戻って来たぞ、ウボンラチャターニー。
早速、バスチケット窓口へ。
パタヤー・・・」
「ない!」
無しやて・・・。
「絶句!」
「日曜、無いよ!」
「休みか、そうやな、日曜・・・行く人おらんのか・・・」
途中で、付き添ってくれたオバさんガイドも済まなそうに励ます。
「そうなの、日曜、休みなの。残念ね・・・泊まるトコ、ありますか?」

お世話になった、お嬢ちゃんとこの宿に戻るか、何かの時のために選んでいた、ここから近くのプール付きのシャレたホテルで1泊して、明日、昼間のバスでパタヤー入りしようかと、iPhoneを弄っていた時、
オバさんガイドが私を見つけ、
「19:30分発の別便、パタヤー行き、あるよ!」とのこと。
「!!!」
良かった、助かった、いいアフターフォローのオバさんだ!感謝します。
別窓口に案内され、公共とは別に私的バスがあるんだなと、
477THBでチケットを買い、腹ごしらえをする。
バスターミナルの食堂で炒飯、40THBを無理やり腹に入れ、パン、水、チョコを仕入れ、
深夜バスに乗り込む。

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炒飯、40THB

『ちゃんとあるんや!こんなバス。しかも50THBほど安いんや』
2階、左、前から2席目、窓側に座り、クーラー対策で長袖の薄手セーターとバスタオルを用意して出発を待つ。
しばらくすると、気さくな(何故か雰囲気、所作で判る)タイ本国の男性が私の隣、通路側に腰掛けるやいなや、
「Where are you from?」
「Japan」
「Ok Speak English? 」
こんな返事はイケないとも思いながら、
「I can't speak English」
と返答。
彼は、話しを控え、 いそいそとスマホを取り出し、
家族だろうか、奥さんや子供たちと話し始めた。
そう、疲れて会話などしたくもなく、さらに、お腹の調子も悪くなり、
便意が時折、私を襲う。
『こんな時に、辛い』
隣ではにこやかに喋る声が弾けている。
彼が家族を大切にしていることが、コトバは判らないけど、
やり取りが醸し出すニュアンスでなんとなく判る。
いい人なんだ。