動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

60オッさんのタイ〜ラオス 1人旅 その7

宿に戻ると、若者の日本人にバッタリ!
今からウィークエンドマーケットに行って帰国するらしい。
ここに、泊まっていたんだ。
『じゃー、なー!』大忙しの2泊3日の旅の彼は足早に出て行った。
 早速、パンと水で腹ごしらえして、
一つの目標である飛び込みTV局を敢行する。
BTSスクンビット線、アーリー駅まで見物がてら、
その線の高架下を走るパポンヨーティン通りをトボトボと南に下っていく。

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パポンヨーティン通り
道中、並ぶ屋台の汁もの、ご飯、おかず、揚げ物などを物色して、
姉ちゃんや兄ちやん、お母さん、お父さん風の人たち、ビジネスマン、OLから子供達まで、
食べたいモノを透明のビニール袋に突っ込んでいき、なんともいえない感じ。
ぷっくら空気で膨らんだ中にある、混ざってグチャグチャ感一杯のモノを買っていく。
なかには食材たっぷり入った袋を4つも5つも持って帰っていく人もいる。
屋台横の簡易テーブルでは皿にドンドン好きなモノを載せ、
ゴッタ返し状態の山盛り皿をかっ喰らっている。
『何だ!これは?』『家で作ったらどうなんだ!』と脳みそがヒックリ返るんだが、
どうやら、タイの人たちは食物は買ったり、食べに行ったりして、
家では作らないらしいと判る。
なので、家には簡易的なキッチンしか備わっていないらしい。
残念ながら見返してみれば写真を撮ってなかったです。
記憶には焼きついているのですが・・・。
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アーリー駅に着いたので、一駅先の、サナームパオ駅で下車。
散々、迷ったのちTV5へ。
ほんと、駅降りてスグ、通りに面した、守衛、警備万全の門構えの所だったにも拘わらず、動揺していたのかハナからそんな立派なモンではないと思い込み、
確かめもせず、行ったり来たりの繰り返しで、
単語を並べただけの英語で2、3人の街人に聞き、やっと判る。
『あー、しんど』

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TV5
 そして、厳つい警備人に、指差しブックを手に、
メチャクチャ英語を駆使し、
『ドキュメンタリー、バラエティ、ドラマ、プロセス、アイム、サイトシーン、ショウ、ミー・・・』などなど、
通じているのか判らない手振り、身振りで示すが『判らない!』と拒否され、
サッサと奥へ消えて行く。
そういうワケにはいかない、はるばる日本から来たんだ、せめて、中へ入れてくれ!
(だったら、英語できるようにしてこいよってな声が聞こえてくるが、まぁまぁ〜)
クーッと唸り、横を見ると、門角に構えている若き警備員がいるではないか。
メチャクチャ英語で伝える。
『OK?』
『OK!OK!』とついて来いとジェスチャー
『えらい軽いなー、ほんまかいな』と心の声。
豪勢なビルに一緒に入り、受付に向かう。
広々としたロビーの空間に待ちかねていたのは受付のおばちゃん、一人。
同じ様に説明するが、
『NO!!!』
呆気なく撃沈!
『やっぱり、アホで無謀な行動だ。ンな、ワケねえだろ!あんな、立派なビルディングなんだぜ!ここは、田舎じゃないんだ!!』