動く生活・かぱぴぷログ

人は時間がある限り、生から死へ動き続けてます。そのさ中に考えたことです。

「散歩の記録」

動く生活のかつみンです。


 

パワハラパワハラじゃないかの行方

登場人物
ç佐藤(48女性)・・・営業部・配送担当パート
上本(50男性)・・・営業部・主任
谷口(55男性)・・・営業部・社員

  ・      ・
稲盛(58女性)・・・佐藤の同僚、名前のみ

小会議室で。

両手をデスクの上で組み、丁寧に話している上本主任。
神妙に聞いている配送業務のパート、佐藤。


上本 「実は、佐藤さん、一応ね、念の為に聞いてみたんよ」

佐藤 「はー、誰にですか?」

上本 「僕も前々から何か気になってたし。私らところ、知っての通り4人しか居ないでしょ。すっきりしなイカんやろと思って、この際・・・」

佐藤 「ええ」

上本 「で、稲盛さんに聞いてみました」

佐藤 「そうですか・・・」

上本 「何もないって!」

佐藤 「!?」

上本 「そう言ってましたよ。別に何もないと」

佐藤 「へ~、嘘でしょ。冗談じゃないですよ。あん人、アホ、ボケ、間抜け、オバン、オバンって散々、云いたい放題言われてたんですよ。真横で聞いてんだから、私も。
だからさ、ホンと、腹立つね!もう、プッツン切れそうになるよねって云ったらさ、稲盛さん、何度か爆発しそうになったって言ってたもん!おかしいな・・・?」

上本 「でも、稲盛さん、谷口さんと楽しそうにワーワー言いあってんの、私も見てんねんけど、あれは、どうなの」

佐藤 「!?・・・」

上本 「パワハラないかって?聞いたら、いや、ない。気にしませんって!」

佐藤 「気にしません!そうですか・・・」

上本 「佐藤さんが嘘を云ってるとは思ってないんですけど。日頃のね、態度見てると真面目だし・・・。稲盛さんにも何度か、ないか、って確かめたんやけど、本人が無いって云ってるんだったら、ね。別に否定することもないし」

佐藤 「・・・」

上村 「それともう一つ、本人にも伝えましたよ」

佐藤 「!」

上村 「で、そんな感覚はないって。身に覚えないって。大体、佐藤さんに憎いとか嫌いとかそんな風に一切思ってないって。もし、仮に、云ってたなら、悪気は無いって」

佐藤 「(えー、ウソだ〜)」

上村 「だから、話し合ったらどうかなって思って」

佐藤 「?!」

上村 「さっきも云ったとおり、私たちの部署、4人しかいないし。スッキリさせた方がええかと思って。その方がええでしょ、佐藤さん」

佐藤 「ええ・・・」
     
     出て行く、上村。     
     目を閉じ、静かに待つ佐藤。
 
   
     声が聞こえて来る。

上村・声 「さぁ、谷口さん、そっちへどうぞ」
谷口・声 「はい、すみません」
     

     椅子を引き、座る音。     

     谷口は佐藤の前、上村は横に移る。

上村・声 「ここで、思ったことを言っといた方がええかと思って、お互い、二人とも」
     
     目を開ける、佐藤。
     
     前には、いつもの意地悪そうな顔ではなく、     
     緊張して神妙な谷口がジーっと見つめている。
     
     その谷口が、
    
   「ええ、そうですね。上村さん」

佐藤 「(ああ、これだ!上司と部下この変わり身、このトーン)」

上村 「悪いけど、私はここで聞かしてもらうわ・・・どうぞ、佐藤さん」

佐藤 「はい、もう、聞かれたかと思いますが、アホ、バカ、間抜けって、バンバン言われるのは辛いです。しかも、人前で、さらに、入ったばっかりの臨時の学生バイトの前で、あんなこと、よう平気で言えるかと思います。フツーだったら、もし、こっちに至らないことがあったとしても、人前で罵倒したようには言わないと思います。私ら歳が歳なんだから、二人の時に注意するとか・・・。
なんか、こんなこと生まれて初めてです、信じられません」

谷口 「・・・すみません。もし、佐藤さんがそう感じていたんなら、ゴメン。この通り、謝ります。ゴメンなさい。私は、そういう風に云った覚えはないんです。佐藤さんが憎くて、嫌いで、イヤやってなことは全く無いんです。そんなことは思っていません。そんな気持ちもありません。ただ、注意ということでいろいろ云いはしました。私も忙しくて、いらいらして思わず云ってるかもしれませんが、悪気は無いです。云ってたら、すみません。ゴメンなさい」

佐藤 「・・・」

谷口 「本当に、あくまでも、夢中になって、佐藤さんのこと思って云っちゃうんです・・・」

佐藤 「・・・」

上本 「佐藤さん、まだ、あったんじゃないの・・・運転してたらって」

谷口 「(上本にチラッと目が走る)」

佐藤 「(誰に云うともなく)勝手にハンドル触ったり、ギアチェンジしたり、信じられません。とっても、危ないです」

谷口 「あれは、危ないって思って」

上本 「・・・」

佐藤 「でも、突然、急に、その方が・・・というより、口で普通に云ってくれれば」

谷口 「佐藤さんは右に寄り過ぎなんです。止まれのところも、きちんと止まらないと」

佐藤 「判っております」

谷口 「じゃ、なぜ、あの時、右に」

佐藤 「あの時は、左に人が来ると思って・・・というより、突然、ハンドル握られて、操作されるってなんてこと始めてです。失礼ですけど、私も車関係の仕事やってきて納車や引き取り、二十何年はやってきたんです。フツー、そんなことしないでしょ、どうですか、上本さん」

上本 「(頷き、谷口を伺う)」

谷口 「私は、本当に危ないっと思ってつい手が、悪気はないんです」

佐藤 「・・・(もうどうでもいい)」

上本 「他には」

佐藤 「いつも、なんか、慌てさせます。早よ、早よって、時間がある時でも、急かし、煽ります。だから・・・それだけではないと思いますが・・・失敗も出ます。さらに、怒って罵倒します」

谷口 「佐藤さん、仕事遅いからです。稲盛さんのように、早よしろとは云いませんが、もう少し、早くやってもらいたくて」

上本 「そうですね、それは、私も少々、感じてはいました。でも、まぁ、ぼちぼち、慣れてくれればと」

谷口 「それに真剣に聞いてない感じもします。メモを取れって言っても、すぐ、忘れるし、いろんなこと、覚えていかないし、そういうこともありますし・・・」

佐藤 「そのことについては、すみませんでした」

谷口 「・・・」

佐藤 「・・・」

上本 「他には」

佐藤 「いえ、もう、別に」

     上本、谷口を伺う。

谷口 「(頷く)」

上本 「どうですか、これで。お互い、少しはスッキリしたんじゃないですか。このまま、ズルズルいくよりは、いいと思うんです。いいですかね」

     
佐藤、ゆっくりと帰り仕度をして、二人に挨拶を交わす。

佐藤 「ありがとうございました」
    
     座ったままの上本は軽く会釈をし、    
     谷口は座ったまま、佐藤を目で追うだけ。


     職場から、   
     逃げるように駆けてくる来る佐藤。

    「稲森さんも・・・か・・・?」

佐藤  
「言葉の暴力、パワハラのことを言っているのに、話がすり変わったようだ。嘘つきなのか、無自覚なのか。不可解な後味でした。
この話し合いは、辞める2日前のことでした。その時の私の心は既にここに在らず、前へ向かって歩き始めていました」


                                     終。




*                 *


ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」


doda





「散歩の記録」

映像制作、TV、ドキュメントの演出、
自動車鈑金塗装、有機農業を経て、

「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」

と思い至った、
動く生活のかつみンです。


器械体操部を廃れさせたアカンタレ高校生だったボクのある一日

今週のお題「わたし器械体操部でした」

登場人物
ボク・・・ボク
下田 ・・・同級生
先輩・・・幻の体操部員


真っ青な空を突き裂く、
眩ゆいジェット機を追う、
ひこうき雲が一際白い。


アブラゼミが暑苦しく鳴いてる放課後。


ボロボロの木造体育館の裏での出来事。
いつものように休憩していたボクと下田。
このたった2人だけの器械体操部員が、
突然の訪問者にキョトンとする。


「!!!」
「モナカ買うてきてくれや!」
「???」
「オレかぁー、オレはお前らの先輩や!知らんかったやろ!
そら、初めたやもんな!よろしゅうな」


横山やすし(昭和の時代、一世を風靡させた「やすきよ漫才師」の相方)
の先輩が同級の下田にお金を渡す。


「はい、モナカですね」
「おう、お前の分も買うてきたらええ」
「はい」
「2つ?」
「アホけ、こいつの分もあるやろ」
「3つ」
「そや」


下田は駆けて行った。


「ホンマ、暑いのに、よう、やってるわ」
「部活なんで」
「冷たいもんでも食べて、もう、帰ったらええんちゃう」
「ええ!」



後から聞いたんやけど、
先輩は幻の体操部員で、
滅多に来んらしい。
ほいで、ワルで怖い人らしい。


今日は、
いつもやけど、ボクと下田、二人は、
チンタラ、部活の真似事をしていた、
そんな時に現れた。


「どや?しんどないけ?」
「ハァ、部活ですから」
「よう言うの〜」


尋ねるのも恐る恐る。
「セン・パ・イは?」


「やってられん、そやろ!ほやから、席だけ置いてんねん」
「ええ!そうなんですか?」
「そや、悪いか?」
「いえ、そんな、こと、ないです・・・」
「まぁ、オレみたいなヤツもおるっちゅうことや!」


やっぱり、おるんや、こんな人。


「1年上の松本、知ってるやろ、キャプテンやってた。
2年の時、一緒のクラスやったんや!あいつ上手いやろ!」
「はい、メチャクチャ」
「中学から上手かったんや」
「・・・」
「あいつ、オレのこと、諦めよった」
「・・・」
「オレ、学校も気ィ、向いた時しか来んからな」
「はぁ・・・」
「・・・今日は、何か来とうなってな」


下田、遅い、間が持たんやんけ。


「お前ら2人だけか?」
「はぁ・・・松本さんら卒業で居のうなって、
ボクら3年、2人になったら、弛んでもうて、
いつの間にか、2年も来んようになって・・・」
「1年は?」
「0です」
「そうか、そら、悲しいな」
「見学には来てたんですが・・・」
「まぁ〜な、しんどいからな。モナカ、食ったら帰れ!それがええ」
「!?」
「で、キャプテンはどっちや?」
「ボクです」
「で、さっきのヤツは副か・・・」
「はい」
「そら、どっちかやもんな、フフフ・・・そや、女の子紹介したろか?」
「!?」
「どや?」


いろいろ、怖いこと、ネガティブなことを考えて断る。
「いまは、いいです」


「まぁ、ええ。付き合いと〜なったら、言ってくれよ」
「ええ」
「ほやけど、オレのこと、見つからんかもな・・・フフフ」
「すまん。ちょっと、介添えしてくれへんか」
「ハァ?」


中へ入り、
吊り輪の下に立つ先輩。
「懐かしのうてなー、頼むわ。せーの、ホイ!」
飛びつく先輩を支える僕。


一気に蹴上がりして、
開脚前挙支持、
そして、背面水平懸垂を決め、
ストンと着地。


「フーーッ」


ボクはこの意外性にビックリした!
部活を弄んでフラフラしている、
どうしようもない不良と思っていた。


先輩はボクを捉えた。
何かを望んでいるように見えた。


「凄いです。ビックリですわ!」
「ハーー、久々や、気持ちよかったわ!」


先輩、メモを出す。
「これ、たまにおる店や」
「ええ!?はい!」
受け取るボク。


汗を拭いながら、駆け戻ってきた下田。


「すんません。遅うなって。どうぞ」


釣銭と紙袋を渡す。
覗く先輩。
「!?」


下田に紙袋を返す。
「ええわ、全部食え」
「最中です・・・よねー・・・」


ボクも紙袋を覗く。
「アホ、ちゃうやんけ。これ、坊さん食うやっちゃ!この最中とちゃう!
モナカやん、アイスや、アイスクリーム。
何でこのクソ暑い時にこんな最中食うねん?
ほんまアホやな、何考えてんねん!」
「すんません。先輩。また、行って来ますわ」


「もう、ええ。ほな」
強面のやすし風先輩は、
黙って帰って行った。


「よかったな、殴られんで!」
「これ、どうしょ・・・」
「責任や!食え!」
「俺、要らんからな。余計、喉乾くがな」
下田、齧り付く。
「あまーっ・・・モググ」


「あんな・・・」
「なんや?」
「先輩、メチャうまかったで、吊り輪、ビックリや」
「ほんまけ・・・。あかん、お前も食うてくれや。甘すぎ」
「要らん」
「頼むわ」
「あんな人おるんやな・・・」
「なー、これ。頼むわ、食べてえや」
「いらん!それより、そうや!下田!」
「何ィ?」
「お前、女の子、紹介してもらいたないか?」
「ンッグ・・・えっ!?どないしたん?」
「ええ子、紹介したるって!」
「誰が?」
「あの最中(もなか)先輩や!」
「キツイわー!もう、最中って、言わんとって」


再び、
空高く、轟音が迫ってくる。
見上げると、
真っ白なひこうき雲が線を引いていく。



「何したかったんかなぁ。最中先輩……」


*                 *


ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」


doda

アフィリエイトのアクセストレード





「散歩の記録」

映像制作、TV、ドキュメントの演出、
自動車鈑金塗装、有機農業を経て、

「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」

と思い至った、
動く生活のかつみンです。

「ずっと前・・・」

*新幹線開通、東京オリンピック大阪万博当時の昭和のころ
*土曜日の授業は午前で終わり=半ドン

小学生の頃の土曜日が好きだ。

明日は休み。
宿題もない。
友達との約束もない。
気だるい。
たまに一人。
やるせなく不思議な快感。

昼下がりの午後。
いつもの帰り道をトボトボ。

なぜかとっても安心する。
なんとも落ち着かないようで、
まぁいいや、落ち着いちゃおうという奇妙な感じがとっても好きだった。
なにより明日は休みだ。

イギリスのティータイムっていうのはこんな快感を味わうのかな?

想像してしまう。

だったら最高。
毎日毎日、充実してるんだろうな。
リラックスでき、
なぜかその時その時を、大切にしなければならない意味合いをも
解ってくるような気がするし、
この時間がなければ生の意味がないなと、
言えるのかもしれないなと思ったりもしてくる。
のだから………不思議だ。

この感覚、見失っていませんか。
これもまた、ボクが伝達したいひとつです。


病気で休んだときも、それに似たような感触を味わう。

みんなは学校で勉強している。
僕は家で寝転んでいる。
非現実的になる。
実際は一人休んでココに居るのに、現実ではないように思えてくるのだ。

これまた、不思議な快感。


妄想に耽ってしまった。


*                 *


ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」


doda

アフィリエイトのアクセストレード



「散歩の記録」

映像制作、TV、ドキュメントの演出、
自動車鈑金塗装、有機農業を経て、

「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」

と思い至った、
動く生活のかつみンです。

わるいユメ


病弱でいつも入退院を繰り返し腹を抱え苦しんでいたオカンは
何かを怖がっていた。
いつも酒で酔いつぶれ、言葉でなじり、拳で殴りつけるオヤジ。

イヤでイヤで、オレは布団のなかで、たじろいでいた。
多分、隣のアニキも悲しんでいただろう。

そんな、
オヤジの酒のない顔があるとき、ホンの少し嬉しかった。
ホンの少し。
ホンの少し。
そう、次の日、また、酒が顔を変えるから。

ふるさとを捨て、ふるさとを失った、二人の親に育てられたオレは、
よく「橋の袂で拾てこられた」と云われた。
嘘だろうけど、俺は悲しく、切なく、やりきれなかった。

だから、今、吐き出した。

アンときは、どうしていいか解らなかった。
何か、真っ黒で巨大なモノに追われ逃げ惑う夢をよく見た。
アメーバみたいな何かに巻き込まれ、引き摺り込まれ、
押しつぶされ、びくんとカラダが弾けていた。

イヤな思い出がまた、
いまひとつ思い出してしまった。

るるるる、るるるる、
ふふふふ、ふふふふっ。

オレも歳かな、今、六十ウン歳。


*                 *


ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」


doda

アフィリエイトのアクセストレード



「散歩の記録」

映像制作、TV、ドキュメントの演出、
自動車鈑金塗装、有機農業を経て、

「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」

と思い至った、
動く生活のかつみンです。


「振り返って・・・」

登場人物
ジュン ・・働いている人
かおる ・・ 同上


     
ジュン  「あっち行ったり、こっち来たり、また、あっち行き、こっち来、私どないしょ」

かおる  「どないも、一体、どうしたん」

ジュン  「振り返って、イヤになったんや」

かおる  「何に?」

ジュン  「ボクに・・・」

かおる  「ウチにもアルアル、心配せんでええ」

ジュン  「あんな、いっちゃん最初、小さいプロダクションで映像制作のアシスタントやってたやん」

かおる  「おお!ええやん」

ジュン  「3年経って、映画したくてやめて助監督してんやん」

かおる  「おお、夢向かって走ってるやん。ええんちゃうん!」

ジュン  「十数年やって、映画の監督はあかんかったけど、テレビのドキュメントやバラエティーの演出はできたやん!」

かおる  「よかったやん、花やん!で、なんで、いま、そんなん?」

ジュン  「そうやな・・・情けないわ・・・」

かおる  「ドンマイ!」

ジュン  「子ども二人目生まれて、お金と体の安定がええかなと思って親の会社に入ったんや!」

かおる  「何やってたん」

ジュン  「車の塗装」

かおる  「ふーん、そうか・・・職人やな」

ジュン  「うん、まぁそやけど」

かおる  「なんか、イヤそうやな・・・云うてみ」

ジュン  「そっから、やっぱ、未練残って、ずーっと、ずーっと・・・・・・あかんたれや・・・」

かおる  「どうしたん、聞いたるで!」

ジュン  「ほな、長なるから、簡単に云うで」

かおる  「どうぞ」

ジュン  「親の会社も潰れ、知り合いのデザイン事務所でお世話なり、長崎雲仙で有機農業やり、そこで・・・」

かおる  「どうしたん?」

ジュン  「いや、やっぱ、情けのうなってきて、もう、云うのん止めよか・・・」

かおる  「アカン、アカン、最後まで云い!」

ジュン  「そこで、事もあろうに農業やりに来たのに、テレビのディレクターをし、車の塗装もし、そや、ビジターセンターでバイトもしたな、この始末や。」

かおる  「なんで!」

ジュン  「やっぱ、食われへんねん」

かおる  「夢とか、やりたいコトとか、金とかグチャグチャやな・・・」

ジュン  「ほんで、やっぱ、アカンからって戻ってきて流通のピッキング、郵便局のポスト収集、またまた、車の塗装・・・」

かおる  「フムフム」

ジュン  「それから、ノンリニアの編集請負、ホテルの設備、駐車場管理、実験用マウスの飼育、そば、和菓子などの配達・・・ってな具合で転々と・・・」

かおる  「はー、いろんなことしてきてんな。飽き性なんか?」

ジュン  「そう・・・なんやな」

かおる  「もう、仕方ないけど。もったいないなー。飽き性では済まされんわ。一つ所で一生懸命やってたら、もっと経験値と信用と力が付いとったのになー。ちょっと、やり過ぎや」

ジュン  「優柔不断、志、無しや」

かおる  「何かを見失ってしもたようやな・・・」

ジュン  「無目的・・・」

かおる  「あわよくば、なんて考えてへんかったか?」

ジュン  「無いって云つたら嘘になるやんな・・・」

かおる  「ナンか典型的にダメになるパターンや。このまま行ったらどツボやで、気ぃ付けや」

ジュン  「どないしょ・・・」

かおる  「こっちのセリフや。さぁ、これから、どないしょ?」

ジュン  「やっぱ、映像、作りたいな・・・」

かおる  「判った!!もう、そこから離れるな!何が何でもするんや!」

ジュン  「・・・えっ!?」

かおる  「じゃない。ウチが決めたんや!そうするの!でないと、アンタはダメになる!」

ジュン  「!?・・・?!」


*                 *


ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」


doda

アフィリエイトのアクセストレード



「散歩の記録」

映像制作、TV、ドキュメントの演出、
自動車鈑金塗装、有機農業を経て、

「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」

と思い至った、
動く生活のかつみンです。


「どっち・・・?」

登場人物
ジュン ・・働いている人
かおる ・・ 同上

ジュン  「なんでも出来るってええことないな、不器用の方がええかも
      れんな」

かおる  「隣の芝生が青、見えるんちゃうん」

ジュン  「そうかもしれんけど、ちゃうと思うねん」

かおる  「何や?ほな、何んでもかんでもせえへんかったらええやん」

ジュン  「そやけど、でけへんねん」

かおる  「なんで、簡単なことちゃうん」

ジュン  「そやな、例えば、何か覚えることが3つあって、3つでも2つ
      でも1つでもええとするやん。念押すけど1つでもええねんで。
      けどや、ボクは、全部、一応無難にしな、アカンようになるねん」

かおる  「そうなんやー、ウチは放っとくで。1つをたっぷりするわ。それにな  
      覚えたいか、覚えたくないかあるやん。興味なかったら見向きもせんな」

ジュン  「そうか、ボクは、結局、広く浅くなってしまうねん。ツマンナイなー・・・」

かおる  「そんなこと云うたかて、ウチは1つのことしかでけへんねんで。怖いやん」

ジュン  「その方がええと思うねん。他のこと出来へんかったら、その1つのことに執着す
      るやろ」

かおる  「でもな、失敗したら一巻の終わりやで」

ジュン  「そうや!ほやから、覚悟が違うねん。器用貧乏な奴とはな」

かおる  「そうか?でも、いろんなこと判ったりして幅広なるやん。ええんちゃうん!」

ジュン  「そんなんアカンねん。結局、誰でも出来るようなことしか、出来へんようになっ
      てしまうんや」

かおる  「でもな、仕事、なんでもかんでも選べるようになるやん」

ジュン  「そかな、そっちは、ドンドン突き進んで専門家になれるやん。プロやん!」

かおる  「そやけど、こっちは1つのことしか判らへん。他のこと知らんねんで。それは、
      それで、寂しいやろ」

ジュン  「そんなことない、1つのこと極めればそこからいろんなモノが見えてくるって!
      ・・・ええやん」

かおる  「ほな、なんでそうせえへんの?」

ジュン  「言ったやろ、でけへんねん」

かおる  「いったい、どないしたん?・・・とにかく、行こ!」

ジュン  「どこ?」

かおる  「あんたの面接やろ!」

ジュン  「ボク、逃げてんちゃうんかな・・・」


*                 *


ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」


doda

アフィリエイトのアクセストレード




改訂版・社会に貢献するチャリティー活動を考えてる人


映像制作、TV、ドキュメントの演出、
自動車鈑金塗装、有機農業を経て、

「ホンマ、巧くいかんわ!ほやけど、1日1度、笑わななー!」

と思い至った、
動く生活のかつみンです。

世界が揺れ動いてる中、
今回、今、一度、改めて、

「社会に貢献するチャリティー活動を考えてる人」へ、

お話しさせてもらいます。

というのは、やっぱり、今でも、
チャリティー活動で、日々、充実しているからです。


なので、

社会貢献で収入を得たい人

「社会に貢献する(人のためになる)仕事がしたい。
経験、知識ゼロでも大丈夫かな。安定して働けるの?」

こういった疑問に答えます。

✔️本記事の内容

1、社会貢献の仕事、収入の有り無しをまとめてみました。

2、経験、知識ゼロでも問題ないチャリティー活動

3、雇用形態は?安定してるの?


この記事を書いている私は、現在、64才、営業経験無し。
チャリティー活動経験、2年半ほど。
月、13〜15日程の活動で、
15〜30万ほどの収入を得てます。


こういった私が、解説していきます。


1、社会貢献の仕事、収入の有り無しをまとめてみました。


その①:一定の収入がある仕事 

1:医療関係の仕事
2:福祉関係の仕事 
3:教育保育関係の仕事
4:保安系の仕事
5:海外協力や貧困支援に携わる仕事


皆さんご存知の様に、これらの仕事は資格、経験、専門知識が必要です。
また、高い能力によってはかなりの収入が得られます。

その②:無給、または有給のボランティア系の活動

 ●:災害時、被災時での活動
 ●:子供達の学習支援
 ●:動物保護ボランティア
 ●:老人ホームでの交流活動
 ●:野宿者の生活自立支援


個々人の熱意と善意で営まれる社会貢献活動です。
思いやり、奉仕の精神に支えられ、
未経験者でも熱意があれば個人でも活動できます。

その③:がんばり次第で、月、20~40万ほどの収入が得られる活動とは?

5:海外協力や貧困支援に携わる仕事の中で、

「街頭のNPO/NGOのチャリティー活動」がそうなのです!

収入も得られ、充実し、遣り甲斐もあります。


街を歩いていると、
横断幕やプレートを掲げ、
交通遺児や飢餓、貧困、紛争などで、
傷付いた人たちを救済するために、
寄付の支援をお願いしているスタッフを見かけたり、
また、声を掛けられたりしたことはありませんか。

それがチャリティー活動です。


この活動はスタッフの一員として、
NPOや非営利法人など海外協力や世界の貧困、
紛争解決など大きなテーマに挑む仕事をも支えているのです。



2、経験、知識ゼロでも問題ないチャリティー活動

結論として、問題ありません。
なぜなら、誰でも最初は知識ゼロだからです。

私自身も、チャリティー活動を始めたときは、知識ゼロでした。
しかも、技術畑出身で営業経験、全く無し。
さらに、当時、年齢は62才だったのです。

この私が、活動できる様になった理由を簡単に述べると、

チャリティー活動のスタッフによる研修で、
適切な指導を受けられたからです。


2、3日の座学とトーク練習をして、
現場、街頭(フィールド)に立ちます。


もちろん、最初は恥ずかしさもあり、臆病になったりもしましたが、慣れれば平気になります。
習うより慣れろです。
まさに場数です。


そのうち、自然に活動できる様になりました。


「研修受ければ、私にも出来るんだ!やって、良かった!」


気を楽にして、チャリティー活動は始められます。


*私の時の研修は、セールス&マーケティングを学び、スキルアップを図りました。
スタッフには20〜60代まで、幅広い年代の人たちがワークライフを楽しんでいました。



3、雇用形態は?安定してるの?

難しい質問ですね!

素直に言います。「そこそこ安定してます!」

理由は、

1、個人事業主として契約し、収入の個人差はありますが、安定しています。
2、活動日は自由に選べて、フリーな時間も得られる身軽さ。
   *活動日は月、数日から24、5日ほどまで、自由です。

3、これを本業としても、副業としても、WワークもOK!

なので、
個人事業主という働き方で充実しています。


チャリティー活動の団体によっては、
正社員、契約社員、非正規、パート、バイトなどの
選択肢もありますので、
ご自分が求める、働き方を選んで下さい。


少々、偏りましたが、
個人事業主という働き方をお考えの方には、
「本業としても、副業としてもOK」
「頑張れば、起業も夢じゃない」
「スケジュールは自由に組める」
などなど・・・
夢が拡がります。
そして、社会に貢献できるのです。

✔️振り返って

人道支援に共感していた私が、
何か出来たらなぁ〜と思ってた時、
たまたま見かけた、
街頭キャンペーンのスタッフに声を掛けてみました。


「この仕事どうしたら出来るのですか?」


若者のアドバイス通り動き、
面接の機会を得ました。


そして、
私の人道支援の思いを伝えたのが良かったのか、
62才(当時)にも関わらず合格。


最初の2週間ほどは研修で日給制(+交通費)でした。


その後、
コミッション制にチャレンジ。
不安だったが、やる度に成果が出て、
収入もグーンとUP。


あれから、
2年半ほど、64歳の私は、
今ではリーダーとして、
人の為に頑張って楽しんでおります。
今は、最高です!』


ここまで読んだ方は、
もしかすると

「興味あるけど、そんなに直ぐ稼げるの?向き不向きありそうだなぁ・・・」

と思うかもです。

しかし、問題ありません。

上記の様に、
私も少々の苦労はしましたが、
研修していけば、徐々に上達します。


なので、繰り返しですが、

チャリティー活動の知識ゼロでも問題ありません。


✔️まとめ


記事のポイントをまとめます。

▪️社会貢献の仕事

1、資格、経験、専門知識が必要な、療関係、福祉関係、教育保育関係などの仕事


2、子供達の学習支援、動物保護ボランティア、老人ホームでの交流活動などのボランティア系の活動


3、15~40万ほどの収入可能な街頭のNPO/NGOのチャリティー活動の仕事


こんな感じです。


その中でも

チャリティー活動は、
私自身、体験、真っ只中なので、
皆さんに知って頂きたく取り上げました。

参考になったでしょうか?


古くは、赤い羽根募金やベルマーク、
今ではポイントの支援など様々なチャリティーがありますね。
思いやりと奉仕の精神に支えられた社会貢献の活動。
廃れることなく、コロナ禍だからこそ、
より一層、頼もしい活動になって欲しいと願います。

いかがでしたか。
皆さんも興味、やる気があったら、挑戦して下さい。


ありがとうございました!

チャリティー活動に関心がある方は、
👇
「キャリアバイト」「Wantedly 」で検索してみましょう。

検索 ▶️『アプコグループ』

*                 *



ご参考に!
👇

フリーランスと正社員の良いとこ取りした働き方を実現する手厚い保障の【midworks】


マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービスポジウィルキャリア
生活や仕事上でのあらゆるお困りごとを解決できる【ココナラ】
「無料会員登録はこちら」



doda



アフィリエイトのアクセストレード